京大吉田のキャンパスは花折断層(農G東の道路との段差って花折れ断層って知ってた?)
京大宇治キャンパスは黄檗断層の近くにあり、
地震の時はあぶないなとぼんやりと思っていた。

桂は一安心と思いきや、とんでもないことが判明した。
阪神クラスの地震が西山断層系で起こった場合、
樫原断層を挟んで桂キャンパス近辺は
最大震度が予想され震度7(死者は900-1400人)とのことらしい。
詳しい解析は京都市消防のホームページ、
活断層地図地震被害想定simulationにある。

桂キャンパスは100年保つ建物ということらしいんですが
その前に、移転先を考える場合この点考慮しなかったのでしょうかね?
それとも
移転先に選んだ土地が地震の巣は承知の上ということなのか?
土地がないのは仕方ないとして、免震の対策は施されているのでしょうか?
と疑問がわいてきます。

また、西山断層系でなくとも他の震源からの地震においても
断層上で大きく揺れることが知られているようです。
阪神の地震の時も京都で被害が集中したのは西京区樫原断層上
という事実もあることも植村善博氏の本「京都の地震環境」(1999年ナカニシヤ出版)
にもくわしい。
1995年京都新聞記事  阪神被害家屋マップ(植村氏作成)   桂坂盛り土マップ(植村氏作成)

現総長も:生活の知恵が伝わってないとか。 言ってますよ。

少なくとも学生諸氏には、断層から離れた場所に下宿を確保して欲しいですね。